雄琴温泉あがりゃんせとは?湖畔の絶景スーパー銭湯の魅力に迫ります!
琵琶湖の湖畔にある雄琴温泉をご存知でしょうか? その歴史は古く、最澄によって開かれたといわれる雄琴温泉は、約1200年の歴史を誇ります。そんな雄琴温泉にスパリゾートあがりゃんせが登場しました! あがりゃんせを中心に、雄琴温泉をご紹介いたします!
雄琴温泉はどこにある?
琵琶湖畔にある雄琴温泉。ではその雄琴温泉の場所を詳しく確認してみましょう。
雄琴温泉は琵琶湖の西側にあります。車で雄琴温泉を訪ねる場合は名神高速道路「京都東IC」を降りて国道161号線を北上するルートが便利。
JRを使って雄琴温泉にこられる場合は湖西線「おごと温泉駅」で下車されると雄琴温泉は目の前です。(「湖西線」です。「琵琶湖線」でないことに注意してください)
「おごと温泉駅」にはあがりゃんせを含め、雄琴温泉の各旅館の送迎バスが運行しています。雄琴温泉を利用される際は、送迎バスの有無もご確認ください。
JRおごと温泉駅
雄琴温泉の歴史
雄琴温泉で最初に創業した湯元館と大衆浴場
雄琴温泉は最澄によって開かれたとされる、約1200年の歴史を持つ温泉です。一般に車が普及する前から鉄道が雄琴温泉に伸びていたこともあり、戦後の大阪万博のころにはすばらしい発展を遂げていました。しかし、雄琴温泉の近くにいわゆる「トルコ風呂」と言われる性風俗を中心とした歓楽街が形成されたことから、それらの店は雄琴温泉の温泉を引いていないにもかかわらず「雄琴=性風俗」の風評被害もありました。
現在は地元の方の努力もあり、この風評被害を乗り越え一大温泉地としての名を取り戻しています。
雄琴温泉 スパリゾートあがりゃんせ
それではそんな雄琴温泉にできた「あがりゃんせ」をご紹介いたします!
雄琴温泉「あがりゃんせ」の基本情報
住所:滋賀県大津市雄琴北一丁目3-12
TEL:077-577-3715
FAX:077-577-1926
「あがりゃんせ」は2005年(平成17年)開業し、さらに2012年に増築が行われました。これにより、大幅にリクライニングの座席数と露天風呂が拡張されました。
「あがりゃんせ」は「天然温泉の宿 ことゆう」が併設され、宿泊施設としても利用可能な温泉施設となっています。
あがりゃんせとラーメンの美味しい関係?
こってり美味しそうなラーメン。関西圏(特に京都の方)にはなじみのある写真ではないでしょうか? そう、京都が全国に誇る個性派ラーメン「天下一品」のラーメンです。これが「あがりゃんせ」とどんな関係が? 実は「あがりゃんせ」は「天下一品」グループが運営している施設なのです!
なんでも社長が福利厚生の一環として温泉施設を買い取ってオープンさせたとか。その由来からか「あがりゃんせ」はほかの温泉施設よりもスペースなどに余裕を感じさせてくれます。
あがりゃんせへのアクセス
「あがりゃんせ」にはJR「おごと温泉駅」から送迎バスが出ています。もちろん、無料で乗車することが可能です。湖西線の電車の到着時間と「あがりゃんせ」行きのバス発車時間を調整して移動されることをおすすめします。
あがりゃんせ 自慢のお風呂!
雄琴温泉の泉質は「性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)」です。適応症は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復などとされており、疲れた体を癒すのにぴったり。もちろん、「あがりゃんせ」のお風呂にはこのお湯がひかれています。
「あがりゃんせ」自慢の露天風呂です。露天風呂からは庭園の風景を楽しむことができます。
内風呂からは琵琶湖を望むことができます。琵琶湖の美しい風景を楽しみながら温泉に浸かれるのは「あがりゃんせ」最高の贅沢です。
あがりゃんせ お食事
「あがりゃんせ」の自慢はお風呂だけではありません! 温泉でさっぱりした後は美味しいものを楽しんでいただきます。「あがりゃんせ」にはいくつものレストランが入っています。
フレンチダイニングバー「ムッシュ」
まずはフレンチダイニングバー「ムッシュ」をご紹介。シェフおすすめの「野菜畑ビュッフェ」は契約農家さんから仕入れたお野菜をふんだんに使ったお料理をいただくことができます。
旬食菜彩「葦の花」
やっぱり和食がいいな、というかたにはこちらの旬食菜彩「葦の花」をおすすめします。いけすのお魚を楽しむことができる本格的なお寿司や、おそばを楽しむことができます。
イタリア料理「ボザール」
「あがりゃんせ」でピザはいかがでしょう? イタリア料理「ボザール」では本格釜焼ピザを浴衣のままいただくことだって可能です。
焼肉割烹「花もよう」
がっつり行かれるならやはり焼肉! 焼肉割烹「花もよう」でお肉をいただきます! 「あがりゃんせ」でなら焼肉を食べた後の匂いももう一度お風呂に入れば気になりません!
あがりゃんせ リラクゼーション施設
「あがりゃんせ」が誇る琵琶湖に面したリクライニングシートスペースです。200席を大きく超えるリクライニングシートが並びます。それぞれのリクライニングシートは余裕を持って配置されているので、横の人を気にすることなくリラックスできます。手元にはテレビを見ることができる画面があり、近くの売店ではビールをはじめとする軽食を購入することもできます。
「あがりゃんせ」には無料でインターネットを楽しむことができるスペースも完備されています。また、マンガを楽しむことができるようになっているので、家族で一緒に来たときにお子様が退屈することもありません。
「あがりゃんせ」には屋上展望デッキもあります。雄琴を見下ろすこのフロアから琵琶湖を一望することができます。
雄琴温泉 復活の名湯
雄琴温泉を「あがりゃんせ」を中心にご紹介いたしました。先の項目でも触れましたが、雄琴温泉は長く風評被害に晒されてきました。今でも関西在住の年嵩の方は「雄琴」と聞くと眉をしかめる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、現在の雄琴は美しい湖畔の風景とすばらしい泉質の温泉に恵まれた土地です。是非、あなたの目で雄琴温泉のすばらしさをご確認ください。